サイト内にSEO対策用のページは作るべきでしょうか？
これはサイトにより異なるので、YESともNOともいえません。

時間に余裕があるのであれば、作った方が良いでしょう。
ターゲット検索ユーザーの集客に特化したページを作り実際にそのページが上位表示されれば売上は上げやすくなります。
SEO対策用のページでは、そのページが上位表示され易くなるようにターゲットキーワードでページ全体を最適化させるわけですが、それだけでは十分ではありません。
そのページをターゲットキーワードで最適化すれば検索エンジンには好かれますが、ターゲット検索ユーザーに訴求するページになるとは限りません。

SEO対策用のページ作りで気を付けるべき点は二つあります。
１、そのページをターゲットキーワードで適化する
２、ターゲット検索ユーザーに対し十分な訴求効果を上げるページに適化する

ここで注意する点は「適化」です。
「最適化」を目指さない事が大事です。
上記の「１」と「２」の全体で最適を目指すのがSEO対策用ページ作りでの成功のコツです。
「１」と「２」のバランスを取りながら全体最適化を目指す事が大事です。
「１」のみの最適化や「２」のみの最適化のような「部分最適化」では駄目です。

では、このSEO対策用のページは、そのページのターゲットキーワードで検索してくる訪問者以外には読んでもらう必要がないのでしょうか？
答はYESです。

SEOでWeb集客を図るビジネスブログやビジネスホームページは通常2種類のページで構成されます。
Ⅰ、ターゲット顧客皆に読んで頂きたいページ
Ⅱ、特定のターゲットキーワードで検索してくる検索ユーザーにのみ読んでもらいたいページ

SEO対策用のページを作るという事は、この「Ⅱ」に該当します。
SEO対策用のページは、特定のターゲットキーワードで検索してくるターゲット顧客にのみ読んでもらう事を目的としております。
ですので、全てのターゲット顧客に読んでもらう必要はありません。
そのため、ビジネスブログやビジネスホームページの目立つ部分に、SEO対策用ページへのリンクを張る必要はありません。
フッターやサイドメニューの一番下の方の目立たない所に、目立たないようにリンクしておけば良いのです。

もし、貴方のサイトの「ターゲット顧客皆に読んで頂きたいページ」がターゲットキーワードでのSEO集客にも向くページになっている場合は、そのページでSEO対策を行う事をオススメします。
わざわざ、SEO対策用のページを新たに作る必要はありません。
貴サイト内の「ターゲット顧客皆に読んで頂きたいページ群」の中にターゲットキーワードでのSEO集客に適したページが無い場合に限り、SEO対策用ページを作れば良いのです。

ちなみに「ターゲット顧客皆に読んで頂きたいページ」に関してはサイト内の目立つ場所にリンクを配置しましょう。

SEOでWeb集客を図るビジネスサイトの戦術
・ターゲット顧客皆に読んで頂きたいページのリンクは目立つ場所に目立つように配置
・特定のターゲットキーワードで検索してくる検索ユーザーにのみ読んでもらいたいページのリンクは目立たない場所に目立たないように配置

By SEOコンサルタント トンちゃん

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